SPEEDデビュー30周年の震撼。今井絵理子が放った「規格外の熱量」と平成を駆け抜けた少女の真実
目次
今井 絵理子 若い 頃のライブ映像をいま改めて見返すと、その圧倒的な声量と身体能力の高さに思わず息を呑む。1996年、平均年齢12.5歳という規格外の若さで音楽シーンの頂点へ駆け上がったSPEED。そのフロントマンとして疾走していた彼女は、単なるアイドルの枠には到底収まらない、野性味すら帯びた本格派ボーカリストだった。あれから30年。現在では参議院議員としての公の顔がすっかり定着したが、当時の狂騒を知る世代にとっても、あるいは配信アーカイブで彼女のパフォーマンスを初めて目にする現代のリスナーにとっても、あの瞬間に放たれていた眩い輝きは色褪せるどころか異様な迫真性を持って迫ってくる。
街中にハイブリーチの髪と厚底スニーカーがあふれていた90年代後半、テレビ画面の向こうで汗を飛び散らせながら全身でシャウトしていた今井 絵理子 若い 頃の姿には、ある種の神がかり的な爆発力があった。島袋寛子のどこまでも突き抜けるハイトーンと対をなし、楽曲に骨太なドライブ感を与えていた彼女のハスキーボイス。それは作られた演出ではなく、表現することへの剥き出しの初期衝動そのものだった。 (出典: 今井 絵理子 若い 頃(Yahoo!ニュース))
沖縄アクターズスクールが生んだ「12歳の怪物」
安室奈美恵のブレイクに端を発した90年代中盤の沖縄ブーム。その震源地であった沖縄アクターズスクールから、最終兵器のように送り出されたのがSPEEDだった。小学6年生にしてすでにプロ顔負けのリズム感を叩き込まれていた彼女たちのレッスン風景は、今見ても凄まじい。徹底した反復練習と、米軍基地から流れる